地域おこし協力隊

これまで岩内町の課題に取り組むべく、地域おこし協力隊として活躍してくださった方々を紹介します。
地域おこし協力隊になったキッカケや、岩内町での暮らしについて教えてもらいました。

地域おこし協力隊
経験者の紹介

柴田  隊員の顔写真
Profile

柴田 渓 隊員

Kei Shibata
配属先
岩内町役場企画財政課
活動期間
2022年11月~
活動内容
美術振興

イラストや映像で地域を盛り上げる活動をしています!

キツネやヒグマ、エゾシカなどが描かれた絵画を持つ男性
木田金次郎美術館の絵画教室を手伝っており、北海道の動物たちをテーマに作成しました。
イラスト調の絵。桜や運動会の様子などが描かれている
四季を表現した砂絵は隣町の美術館から依頼されて作成。
パラパラ漫画でたら丸を生き生きと表現!
機関紙を持つ柴田さんと掲載されている漫画の1ページ
機関誌「訪花昆虫」を作成して町内に配布しています。漫画も載せているので、子どもから大人まで楽しんでもらえると思います!
岩内町の航空写真。町並みと海と山が広がっている。
最近はドローンで航空写真の撮影にも挑戦!
作品を作る以外にも…
女性に説明をする柴田さんの様子
東京での協力隊募集イベントにて、協力隊検討者へ取組を説明中。
軍手とマスクをしながら展示物を付け替える柴田さんの様子
木田金次郎美術館の展示替えのお手伝いもします。
中学生に地域おこしの講演をする柴田さんの様子
町内中学校にて、自身の活動を通して考えた町おこしについて講話。

イベントで見える町の声。活動のヒントは交流の中に。

東京都から来ました。
転職活動中に友人からの紹介で地域おこし協力隊について知りました。もともと野外での活動を趣味にしていたこともあり、岩内町での暮らしはすぐそこに山あり川あり海ありおまけに温泉もグルメもありでとても楽しいです。中でも私は生き物の豊富さと身近さに日々癒やされています。
隊員活動では、自身の活動を広報などで知っていただいた方々からのお仕事の依頼や応援などもあって、東京での仕事にはなかったやりがいも知ることができました。ほかにも、子ども向けのワークショップや町内イベントで知り合った地域の方々との交流を通して、情報や要望などを直接聞き取ることが出来るのも活動の方針を決めていく参考になり助かっています。.inline-

服部 元隊員の顔写真
Profile

服部 正 隊員

Tadashi Hattori
配属先
岩内町役場企画財政課
活動期間
2025年4月~
活動内容
町民の困りごと支援員

日常の些細なことなど、町民の方に寄り添った困りごと支援を行っています。まずは、皆さんに顔と名前を覚えてもらうために売り込み中です!

相談を受け付ける服部さんの様子
毎週火曜日は、いわない楽座で困りごとの相談を受け付けています!
隊員になってからチェンソーの資格を取得しました。敷地内の木の伐採や、倒木の処理なども対応可能です。
チェンソーで木材をカットする様子
作業をする服部さんの様子
看板を指さす服部さん
自身で作成した「いわないマリンビーチ」の看板。夏季限定です!これからたくさんの服部作品をまちの中に増やしたいと思います。
作成した看板
設置台を作成する服部さん
岩内観光協会から依頼いただき、道の駅に設置する台を作成しました。
活動する服部さん
毎日元気いっぱい活動中です!見かけた際はぜひお声がけください!

インスピレーションに導かれて、岩内へ

岩内町を知ることで、人生観が変わるかもしれませんし、あなた自身も新たな一歩を踏み出せるかもしれません。 名古屋出身の私は、岩内町にたどり着くまでに14年かかりました。名古屋から北海道に入るまでに8年、北海道でさらに6年。自身のモチベーションが下がり始めた頃、ある知人から、「一度岩内を見た方が良い」と勧められ、実際に訪れた瞬間、「ガーン、、、何かいい!」と直感しました。そして、あれよあれよと話が進んで移住してしまいました。この14年間で歩んだ体験と岩内町の何かが合致したのでしょうか。 先輩移住者の方々にも、同じように「インスピレーション」で岩内に決めたという方が多くいます。皆さまもぜひそのインスピレーションを大切に、自分を信じて一歩を踏み出してみてください。 一度岩内を訪れれば、きっと何かを感じ取れるはずです。そして、ご縁がつながれば岩内に移住しちゃってください。心よりお待ちしております。

佐藤 雄太 隊員の顔写真
Profile

佐藤 雄太 隊員

Yuta Sato
配属先
岩内町役場企画財政課
活動期間
2025年5月~
活動内容
情報発信推進員

岩内町の魅力を発信するために、様々なイベントの取材に足を運んでいます。ぜひ、岩内町地域おこし協力隊インスタグラムをご覧ください!

カメラを構える佐藤さん
写真を撮ることは、隊員になる前からの趣味でした。心が動くような一瞬一瞬を切り取り、記事にして発信しています。
写真展の様子
写真展会場にいる佐藤さんの様子
2025年夏には、とあるイベント内で自身の写真展を企画させていただきました!
作品名「岩内港の夕焼」
写真展でのイチ押しの作品は、「岩内港の夕焼」

岩内町で見つけたまちの魅力

岩内町地域おこし協力隊として活動していた知人のご縁を通じて、岩内町に関心を持ちました。私はまちづくりに興味があり、地域のお祭やイベントに参加しながら、地域の方々と協力して町の魅力を発信したいという思いを持っていました。その中で、出会ったのが岩内町です。当初は岩内町のことをよく知りませんでしたが、海と山に囲まれた自然豊かなまちということを知り、魅力を感じました。小さな町ですが、コンビニやスーパー、ドラックストアなども揃っていて生活には困らないです。私は車をまだ持っていませんが、徒歩でも快適に過ごせています。 町内の施設を訪ねたり、イベントに参加する中で、町民の方々と交流する機会が多くあります。そうした中で皆さんに活動を応援していただけると、とても温かい気持ちになります。

渡邉 元隊員の顔写真
Profile

渡邉 修 元隊員

Osamu Watanabe
活動期間
2019年7月~2024年6月
隊員時の活動
移住定住コーディネーター
現在の活動
岩内町 地域プロジェクトマネージャー

移住者を受け入れるには、まずは自分が岩内を知り尽くすことが大切。日々町内を巡り、町民の皆さんと情報交換する活動は、協力隊時代から現在までも継続しています。

とある日の訪問先

女性の元隊員と話しをする渡邉さん
FitnessCoCo・憩エール池田(佐藤)さん 元協力隊員でもある池田さんは、日々町の人との関わりも多いため、頻繁に情報交換しています。
店内に立つ渡邉さんと男性店員
明治44年創業 村本テント 3月は本業でもある車の幌(ほろ)などの注文が多く、かばん製作まで手が回っていないという嬉しい状況。
ソファーに座ってパソコンを見る不動産屋さんと渡邉さん
不動産会社コヒマル・カンパニス 移住を検討する方から問合せの多い賃貸物件の空き状況について共有してもらっています。
住職と話す渡邉さん
帰厚院 住職からは、最近の地域おこし協力隊の活動について意見をいただくことも。基本は面白い住職です(笑)
カウンターテーブルで話す移住者の男性と渡邉さん
ごはんどころ Goen. 移住者でもある店主からは開業前から相談を受けたりしています。今日は最近オープンした飲食店について情報交換しました。
スマホで漁港の写真を撮る渡邉さん
岩内港からの景色をパシャリ 自身のインスタでは毎日の岩内の景色を投稿しています。この日はあいにくの曇りですが、これも日常。
カウンターで店員の女性と話す渡邉さん
キュウイやみかんなどが入ったフルーツパフェ。
喫茶さぼ~る 駅前通りで50年以上営まれる喫茶さぼ~るは、町内様々な人が集まる情報の中心地。今日はお気に入りのフルーツパフェを食べながら、最近の商店街の状況についてお話をお伺いしました。
移住者の皆さんとの集合写真
移住者の皆さんのお食事会の様子
移住者お話会の開催 移住者や移住検討者向けのお話会を毎月開催しています。どなたでも参加可能ですので、DMなどでお気軽にご連絡ください。

田舎だけど不便じゃない。岩内町の暮らしやすさの理由。

岩内町を一言でいうと、自然と便利さのバランスが良い生活環境と面倒見の良い人たちが魅力の町です。
田舎暮らしの醍醐味である豊かな自然の中での生活には、同時に不便さも伴うものです。しかし、岩内町は日本海やニセコ連峰の山々といった雄大な自然に囲まれた環境でありながら、コンパクトな生活エリアの中にお店が充実していて、日常生活に不便さを感じることがありません。
人が温かいというのも魅力で、最近岩内町に移住して飲食店を開業された方も、「同業者なのにオープン前からずっとアドバイスをくれる方たちがいて岩内町は本当に良い町!」と、益々岩内町が好きになったそうです。
都会の喧噪を離れてちょうど良い田舎暮らしを送りたいという方には、うってつけの町だと思います!

木村 元隊員の顔写真
Profile

木村 秀彬 元隊員

Shuki Kimura
活動期間
2021年9月~2024年8月
隊員時の活動
農業支援員
現在の活動
岩内町内で就農

協力隊時代の活動の様子

耕運機で畑を耕す木村さん
春の作業
作物の様子をみる木村さん
夏、作物が育ってきました
発泡スチロールに入ったアスパラを持つ木村さん
アスパラガス・ホワイトアスパラガスの収穫に成功!岩内町は日本で初めてアスパラガスの栽培に成功した地でもあります。

東京から農業の道へ。 協力隊で叶えた新規就農の夢。

協力隊時代の主な活動内容としては、岩内での新規就農を目指して町内の農家さんのもとで働いたり、岩内町とゆかりの深いホワイトアスパラガスの栽培など、役場の水産農林課の方々にもお世話になりながら様々な農作業に勤しみました。退任後の現在は、稲作で新規就農し、夏はお米とホワイトアスパラガスの栽培、冬はニセコで働く暮らしをしております。
東京暮らしの反動から就農への想いが募り、農業系の地域おこし協力隊の募集を探していた折に岩内町を知りました。北海道は学生の頃に何度か訪れており、特にその自然にとても惹かれていたので、冬の寒さは心配ではありませんでした。また町の雰囲気なども暮らしてみなければ分からないと思っていたので、応募を決めるまでそこまで悩まなかったと記憶しています。
岩内町では活動内容を含めて自由にやりたい事をやらせてもらい、農家さんや役場の方々、そのほかの関わりのある町民の皆様にもサポートしていただいて、ここまで続けることができたと思っています。

池田 元隊員の顔写真
Profile

池田(佐藤) 泰子 元隊員

Yasuko Ikeda(Sato)
活動期間
2019年5月~2024年4月
隊員時の活動
高齢者見守り支援員
現在の活動
岩内町内でfitnessCoCo 憩エールを経営

協力隊時代の活動の様子

お店の前に立つ笑顔の池田さん。
協力隊時代にオープンしたfitnessCoCo 憩エール
天井からつるされたレッドコード。コードの先には手を入れる輪が付いている。
レッドコードを使ってエクササイズをしている町のみなさん
天井からつるされたレッドコード(赤いロープ)で体の様々な部分をつるしながら、レベルに合わせたエクササイズを皆さんに提供しています!
レッドコードを使ってエクササイズをしている池田さん①
レッドコードを使ってエクササイズをしている池田さん②
私自身もレベルを上げるため、定期的に研修に参加しています。今ではこんな技までできるように!

海がドーン! 初めて訪れた岩内で心を奪われた瞬間。

実は私、岩内に移住する6年前から子供たちが自立したら岩内に移住しようと決めておりました。
移住する前から怒涛祭りや岩内神社例大祭など経験していた私はすっかり岩内のとりこになっていました。最初に遊びに来た時に感じたことは、道路から見える景色(海がドーン)に感動したことを覚えています。
実際に住んでみて感じたことは、小さい町なので、海に行くにも山に行くにも温泉に行くにも車であっという間に着くので遊びやすく、コンビニやスーパー、飲食店もあり、さほど不便を感じないどころか、とても住みやすい町です。

山谷 隊員の顔写真
Profile

山谷 祐司 隊員

Yuji Yamaya
配属先
岩内町役場観光経済課
活動期間
2023年4月~
活動内容
観光振興
テーブルの上に地図や観光案内を開く山谷さん
岩内町の「道の駅」を検討するにあたり、日本全国の様々な道の駅の視察を行いました。
岩内町で開かれた浅草演芸会の開催案内ポスターを持つ山谷さん
観光係と一緒に、町内のイベントのサポートも行っています。
鳥居の前に立つ山谷さん
岩内神社鳥居前にて

世界を巡って見えた価値観。岩内町での新たな挑戦。

岩内町にご関心をお持ちいただきありがとうございます。
現在は、「道の駅」の更新についての業務に携わっております。大学を卒業後、重電インフラメーカーに就職し、世界あちこちで仕事をしました。印象に残っているのは、オーストラリアの前向きな姿勢と成熟した民主主義、ドイツの日常生活へのキリスト教の関わり合い、インドの貧困など、人生観として大きく影響を受けました。

岩内町地域おこし協力隊公式アカウント

お問い合わせ先

岩内町役場 総務部企画財政課地域創生係
TEL : 0135-62-1011(内線221)